2023年12月、一般社団法人UNIVAは、熊本のクラブ「SPACE」にて、音楽とダンスをテーマにしたインクルーシブイベント『UNICLU』を開催し、総来場者数は210名と多くの来場がありました。
本イベントのは、障害の有無に関わらず、未成年の子供たちが共に音楽とダンスを楽しむことを目的とし、インクルーシブな社会の実現を目指す重要な取り組みです。

出演者とプログラム
当日は、次世代を担う子供たちに大きな影響を与える豪華な出演陣が参加しました。
アーティストのOZWorld、寝たきりお笑い芸人のあそどっく、そして車椅子ダンサーのかんばらけんたがそれぞれの才能を披露し、会場を盛り上げました。
司会進行は、若者に絶大な人気を誇るYouTuberのウンパルンパが担当し、イベント全体を楽しくまとめ上げました。

社会的意義と目指す未来
『UNICLU』は、単なるエンターテイメントイベントに留まらず、障害者と健常者が共に過ごし、共に楽しむことができる社会を作るための具体的な一歩です。
日本ではまだまだインクルーシブな社会の実現に向けた課題が多く残されていますが、本イベントはその解決策の一つを示すものです。
特に、通常は段差や狭い空間などのバリアにより入場が困難なクラブという場において、車椅子ユーザーが安心して参加できるよう、UNIVAのメンバーやボランティアが全力でサポートした点は、大きな意義を持っています。
これにより、参加者は障害の有無を問わず、同じ空間で音楽やダンスを楽しむことができ、互いの理解と共感を深めることができました。

イベントの成果と今後の展望
イベントには200名を超える方々が参加し、会場は終始、笑顔と感動に包まれました。
この成功は、インクルーシブな社会の実現に向けた一歩であり、UNIVAが目指す「すべての人が共に楽しみ、共に生きる社会」を体現するものでした。

『UNICLU』を通じて得られた経験とネットワークを基に、今後もUNIVAは様々な形でインクルーシブなイベントを企画し、社会全体の意識改革と共生社会の実現を目指していきます。